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奈良のニュース
大阪・関西万博に向けて 県無形民俗文化財「曽爾の獅子舞」練習会
2025.05.21 18:42

 現在開催中の大阪・関西万博では、5月27日からの3日間、奈良県を代表する芸能などが披露されます。このうち本番に向けて練習を行っている「曽爾の獅子舞」を取材しました。


 山々に囲まれ、人口約1200人が暮らす曽爾村。門僕神社の秋祭りで奉納される「曽爾の獅子舞」は奈良県の無形民俗文化財に指定されています。


 大阪・関西万博では5月27日からの3日間、奈良を代表する郷土芸能などが披露される予定で、5月17日、曽爾村の今井地区で練習が行われました。


 「曽爾の獅子舞」は伊勢大神楽をルーツに持ち、五穀豊穣と村の安泰を祈る郷土芸能です。伊賀見、長野、今井の3つの地区で様々な演目が約300年にわたり受け継がれてきました。


 今井の代表的な演目は獅子が優雅に舞う「参神楽」。獅子の前足と後ろ足を演じる2人が足並みを揃えて歩き、体をねじったり鈴を振り鳴らしたりしてゆったりと舞います。


 万博会場での披露は各地区15分間の予定で、時間内に収まるよう工夫しながら踊ります。

今井奉舞会・河合 元紀会長

「万博が日本で、関西圏で開催されて、そこに出られるというのは大変光栄に思います。世界の皆さんに披露できる場にもなるので、すごく楽しみにしています。非常に繊細で見ごたえのある獅子舞になるので、見て、興味をもっていただいて、曽爾村を知っていただくのが一番かなと思います。」


 「曽爾の獅子舞」は5月29日午後2時25分から、EXPOアリーナで3つの地区が順番に披露します。