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奈良のニュース
第77回 正倉院展 国際色豊かな宝物など67件
2025.07.09 17:31

 2025年の正倉院展は10月25日から開かれ初公開の6件を含む67件の宝物が展示されることが発表されました。


 古都奈良の秋の風物詩正倉院展は約1300年の時を超えて守られてきた奈良時代の聖武天皇ゆかりの宝物などが並びます。

 この異国情緒あふれる「瑠璃坏」は、西方で作られたガラス器に東アジアで脚などを付け加えたと見られ当時の東西交流の様子を表しています。


 「蘭奢待」の名で知られる香木、「黄熟香」。ベトナムやラオスの山岳地帯で産出されたものと成分が近いとされ足利義政や織田信長など時の権力者によって切り取られた痕跡が数多く残っています。


 聖武天皇ゆかりの鏡「平螺鈿背円鏡」はヤコウガイの螺鈿文様と共にトルコ石やラピスラズリが埋め込まれておりシルクロードの各地で産出された素材を用いて中国で製作されたものと考えられています。


 「第77回正倉院展」は10月25日から11月10日まで奈良国立博物館で開かれます。