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奈良のニュース
MYPユニバーサル農園×近畿大学 農福連携で栽培したスイカでスイーツを開発
2025.08.08 20:04

 障がいのある人たちが丁寧に栽培したスイカを使って開発したスイーツが、7日、奈良市内のホテルでお披露目されました。


 丸々と育ったスイカ。これは、奈良市にある障がいのある人たちの就労継続支援事業所・MYPユニバーサル農園で、近畿大学農学部による技術支援や監修のもと、肥料や水やりを自動化するなどして栽培されました。果肉は歯ごたえがあり、切った時に果汁が出にくく、国内で流通するスイカで最も種が小さい品種です。


そして、そのスイカを使ったかき氷のメニューを、市内のホテル、ノボテル奈良が開発しました。果汁を煮詰めたシロップでスイカの風味を上手く表現しており、館内のラウンジで提供されます。


また農園は、運営する作業所でジェラートを作りました。果汁を60%使い、やさしい味わいに仕上げています。


NPO法人 エムワイピー農場 増井義久さん

「手に職をつけたという経験が少ない人たちが多いなかで、みんなに喜んでもらう商品を作るという形で、やりがいを持ってもらっていると思います。いろんな人たちに作ってもらう、関係してもらうことによって、この「ぷちっとスイカ」を皆さんに楽しんでいただけるのが嬉しいなと思います。」


福祉の現場と農業が連携して6次産業化を実現。持続可能な地域づくりの取り組みに注目です。