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奈良のニュース
安倍元総理銃撃事件 発生から3年を経て・・・あす初公判
2025.10.27 18:46

 2022年7月、奈良市で街頭演説中だった安倍元総理が銃撃され死亡した事件は、28日、初公判を迎えます。


 起訴状などによりますと山上徹也被告は、2022年7月、参議院選挙の応援のため奈良市で街頭演説中だった安倍元総理を手製のパイプ銃で銃撃したとして、殺人や銃刀法違反など5つの罪で起訴されています。事件の発生から3年を経て、28日、ようやく初公判が開かれます。

街の人は―

「(3年間は)長かったですね。銃をどうやって作ったのか、なぜ安倍元総理を殺さなければならなかったのかということに(注目している)」

「宗教が絡んでいるからどのような裁判になるのかなと注目しています。人を殺すことは絶対にしてはいけないことだけど、背景に原因があったというのも心に置いています」

 裁判に向けては争点などを整理する公判前整理手続きが9回行われました。

 その結果、殺人罪などについては争わない一方で、被告の手製銃は銃刀法で規制される「拳銃等」にあたらないとして銃刀法違反の発射罪については争うといいます。

 そして、裁判の最大の争点は量刑です。山上被告は、母親が多額の献金をした旧統一教会に恨みをもって犯行に及んだとされていて、弁護側は被告の母親や妹、宗教学者ら5人を証人として出廷させることにしています。

 これらを裁判員らがどう判断するか。山上被告は何を語るのか。

 裁判はあす初公判を迎え、2026年1月21日に判決が言い渡されます。