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奈良のニュース
今後さらなる感染拡大もインフルエンザ　県内で注意報レベルに
2023.11.02 18:29

　先月２９日までの１週間で県内の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者の数は、注意報レベルの基準を超えました。県では今後さらなる感染拡大が予想されるとして、注意を呼び掛けています。


　県によりますと１０月２９日までの１週間で、県内の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者の数は、定点あたり１２．６７人で、注意報レベルの目安である１０人を上回りました。

例年１２月から３月までが流行シーズンとされるインフルエンザですが、県内では２０２３年８月下旬以降、感染者数の増加傾向が続いていました。

奈良県で１１月に注意報レベルの基準値を超えるのは、過去１０年で初めてだということです。


また県教育委員会によりますと、１０月２９日までの１週間で県立学校３１校のうち４校、あわせて４クラスが学級閉鎖していたということです。


県では全国的にインフルエンザの感染者数が増えていることから、今後さらなる感染拡大が予想されるとしており、換気や消毒などの基本的な感染防止策のほか、高齢者や基礎疾患のある人などはワクチンの接種を検討するよう呼び掛けています。


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