善行寺など あらたに登録有形文化財13件 奈良
2025.11.21 18:50
- 国の文化審議会は、奈良県内であらたに13件の建造物を登録有形文化財とするよう答申しました。

- 今回答申される建造物は、2カ所、あわせて13件です。このうち橿原市にある「善行寺」は、江戸時代末期の特徴がみられる荘厳で大規模な本堂や、彫刻がほどこされた鐘楼や山門をはじめ明治から昭和にかけての客殿や太鼓楼などあわせて12件が登録される予定です。

- また、大正前期の様子を残す「旧和田家住宅(松井家住宅)店舗兼主屋」は奈良町の歴史的景観に寄与するとして評価されました。なお、今回の答申により県内の登録有形文化財の建造物は354件となります。
