千手観音のお守り札 唐招提寺 お札さし
2025.12.25 16:31
- 新年まであとわずかとなり奈良市の唐招提寺では、迎春の準備が進められています。

- きょうは、2人の僧侶により竹の串にはさまれた小さなお札を高さ70㎝ほどの藁の束に差す作業が進められました。これは、金堂に安置されている千手観音のお札で開運と所願成就の御利益があるとされ財布などに入れて持つのに良い大きさです。参拝者が、お札を自分で抜いて持ち帰り易いように準備するもので僧侶らは、一体ずつ気持ちを込めて差していました。
- 唐招提寺 石田 太一執事長
- 「新しい年こそは、ぜひとも平和な皆が和気あいあいと穏やかな雰囲気の中で年を迎えられるように祈念しながら準備しております」

- 準備されたお札は、正月三が日に1日2000体ずつ合わせて6000体が午前8時30分から金堂で授けられます。
