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奈良のニュース
創建前後の整地層も確認 興福寺旧境内の「西不開門」の基壇外装を初確認
2026.01.23 19:30

 奈良市の史跡・興福寺旧境内の発掘調査で、寺の南西にあったとされる「西不開門(にしあけずのもん)」の基壇外装が、初めて確認されました。


 興福寺の旧境内の西側には、3つの門があり、このうち最も南の門は「あけずのもん」と呼ばれていたことが江戸時代までの複数の文献から分かっています。奈良文化財研究所が2025年7月に行った発掘調査の結果、これまで正確な位置がわかっていなかった「西不開門」の一部が、初めて確認されました。


 建物の土台=基壇を覆う切石の列が南北で約2m70cm見つかり、石は二上山産の凝灰岩とみられます。


 また発掘調査では、こぶし大の石を含む粘土などの層が確認され、斜面だった土地を平地に造成していることも分かりました。出土遺物はなく、奈良文化財研究所では、興福寺の創建時あるいは平城京の造営時に整地が行われた可能性があるとしています。

奈良文化財研究所 文化遺産部・山本祥隆 主任研究員

「実物としてはまったく未確認だった西不開門の遺構を確認、発見できたことが、何よりも一番の成果になるかと思います。興福寺を含む平城京の街並みを復元していくための貴重な成果になり、今後の研究にもつながっていくのではないかと思っています」