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奈良のニュース
奈良労働局長がパトロール 仕事場の安全や熱中症対策など確認
2025.06.05 18:50

 労災事故の防止を呼びかける全国安全週間を7月に控え、5日奈良労働局長が、工事現場をパトロールしました。


 5日は、平城宮跡内にある建物の復原工事の現場で、パトロールが行われました。奈良労働局によりますと、2025年1月から4月末までの労災事故の発生件数は289件で、年々減少傾向にあるものの、労働者の高齢化や人手不足などで、減少幅は小さくなっているといいます。


 パトロールでは現場をまわり、通路や足場が安全に確保されているかなどを点検しました。そして、6月1日から、熱中症対策に関して規則が改正されたことから、患者が出たときの対応方法と、連絡先が書かれたパネルの設置などを確認しました。


奈良労働局長 石崎琢也さん

「(見学をしてみて)設備がきっちり整っているという部分、意識もきっちりされているという部分が、非常にいいところだった。県内の事業者さんにおかれても、安全の部分はもちろんのこと、熱中症の関係、規則が6月1日から変わっていますので、そちらの対策もきっちりやっていただけたら」