県内 インフルエンザ警報レベルに
2025.11.20 19:47
- 県内でインフルエンザの感染者数が急増しており、直近1週間の定点あたりの報告数が、警報レベルの基準値を超えました。

- 県の疾病対策課によりますと、11月10日から16日までの1週間で、県内の定点あたりのインフルエンザ報告数が速報値で「33.95」となり、前の週の「19.14」から急増したということです。警報レベルの基準値を超えるのは過去20年で最も早いといいます。インフルエンザの急激な感染拡大について、県医師会の安東範明会長は20日の会見で、自身が開業する医院での診療状況を踏まえ、10代以下の患者が多かったこれまでの傾向から変わってきたと指摘しました。
- 県医師会 安東範明 会長
- 「先週、今週で変化がありまして、家庭内の感染だと思われる大人の方、そして、高齢の方への感染がここへ来て非常に目立ってまいりました。」

- その上で、感染力の強いインフルエンザに対して、手洗いやうがい、マスクの着用、部屋の換気、ワクチン接種などの対策を徹底するよう呼びかけました。