奈良県医師会 インフルエンザ治療薬の市販化に反対の意思
2026.02.19 19:46
- 国が検討するインフルエンザ治療薬を医師の処方なしで薬局で購入できる案に対し、県医師会は反対の意思を表明しました。

- 厚生労働省は去年12月から1月、現在は医療機関でしか処方できない抗インフルエンザ薬、販売名「タミフル」を、市販薬として医師の処方なしで購入できるようにするいわゆる「スイッチOTC化」について、パブリックコメントの募集を行いました。県医師会の安東範明会長は、抗インフルエンザ薬を不用意に飲む人が増えると、薬が効かない「耐性ウイルス」が生まれやすくなるほか、本来、早く医療機関を受診すべき人が様子見をするおそれがあるとして、反対の意思を示しました。
- 県医師会 安東範明会長
- 「周囲に耐性ウイルスが広がってしまう恐れがある。将来本当に必要な人に薬が効かなくなる。社会全体に跳ね返ってくる問題で 公衆衛生上の大きな脅威となるということ。」

- このほか、生駒市の近畿大学奈良病院が1月、医師不足を理由に、県に救命救急センターの指定辞退届を提出したことについて、人材確保の強化や県全体としての救急医療体制の再設計が求められると述べました。
