市町村人権・同和問題「啓発連協」が総会
2023.05.25 18:27
- 県内の市町村が一つになり、人権問題に取り組む組織「啓発連協」が、25日広陵町で総会を開きました。

- 総会には県内の自治体のトップなど、100人ほどが参加しました。「啓発連協」は、すべての市町村が課題を共有して人権啓発を進める奈良県独自の組織で、毎月11日を「人権を確かめあう日」と設定してから、2023年で35年目になります。

- 一方で、ネット上には同和地区のリストがアップロードされて消去できない状況が続いているほか、差別や児童虐待など、私たちのまわりにはさまざまな人権問題が横たわります。
- 「啓発連協」会長 大和郡山市 上田市長 は
- 「差別をなくす、具体的な行動につながることを、改めて期待したいと思います。」と話します。
- 総会では「人権尊重のさらなる広がりと深まりをめざそう」などとした決議を採択し、人権が大切にされるまちづくりに取り組む決意を新たにしました。
