非常時も継続した活動を 福祉・介護事業者向け「BCP」セミナー
2024.09.26 18:26
- 災害時などに事業を継続して行うための計画「BCP」について学ぶセミナーが26日、奈良市内で開かれました。
- BCPは、災害やテロなどの緊急事態の際にも、重要な業務を継続するための計画のことで、2024年から介護施設では策定が義務化されています。
- このセミナーは、いざという時に本当に役立つBCPについて、実例を交えて学んでもらおうと奈良日産自動車などが開いたもので、福祉・介護に関わる18の事業所が参加しました。
- セミナーでは、2016年の熊本地震などを引き合いに、被害の規模や範囲など多岐に渡って想定しておくことの大切さが伝えられたほか、定期的な内容の見直しも必要と呼びかけられました。そして、介護ベッドなどの電源を確保する手段として、電気自動車が有効だとして、実際の電気自動車を使った給電の様子が公開されました。
- 参加者はセミナーを通して、BCPの効果的な運用について考えを深めていました。