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奈良県立万葉文化館 天翔る飛鳥 烏頭尾精の世界
2025.08.22 19:18
生まれ育った明日香の風景などを描き続ける日本画家・烏頭尾精(うとお・せい)さんの画業70年の歩みをたどる特別展が、県立万葉文化館で開かれています。
烏頭尾さんは現在93歳。大学卒業後、美術教諭として教鞭をとる傍ら、鳥、飛ぶ鳥、そして広がる飛鳥の風景を描いてきました。会場には、学生時代の緻密な模写などから16年をかけて完成させた「古都シリーズ」の代表作までおよそ70点が展示されています。
「僕の場合は明日香で生まれて育っておりますので、最終的には明日香の風景がどうしても気になって、いくら描いても飽きが来ないという大変な魅力を感じながら描いてきたんです。自分がこうして元気な間に自分の作品をずらっと並べていただけるっていうことはとっても嬉しい」
およそ70年におよぶ鳥頭尾さんの画業の基礎を築いたのは学生時代から構想を練るために取り組んできた「習作」です。
そして1970年代の高度経済成長期、鳥頭尾さんは鳥の「習作」を続けるうち、時代の勢いと重なるような生命力溢れる姿に魅了されたといいます。さらに時代を経て鳥をモチーフにした作品から古都の風景を描いた作品へと変化していきます。その背景には…
「時代の中で形が生まれてきたように思うんだけども、同じところの同じ形ではなくて、僕の作品から色を感じてくれる人があればそれは正解。やっぱりこの都の風土というまほろば感がね、とても魅力として僕の中でも描いてきたような感じ」
明日香村の冬の風景を描いた「あすか・冬」は古都・飛鳥をテーマにした4作目で2024年に完成したものです。今は、穏やかな田園風景が広がる明日香にも、かつては都があり、古代の人々の生活があったことを鳥頭尾さんの筆遣いで表現しています。
また、明日香村にあるキトラ古墳の国宝の壁画、「朱雀」をモチーフにした「蘇る朱雀」。長年鳥をテーマに描き続けてきた烏頭尾さんならではの鮮やかさと躍動感が象徴的な作品です。
93歳になっても精力的に創作活動を続ける鳥頭尾さん追い求めるテーマもまた変化していきます。
「またもとへ戻るようだけど、飛ぶ鳥の世界をまた追うてみたい。まあいけるところまで新しいテーマを追うてみたいなあという思いを持っているところ」
この特別展は、奈良県立万葉文化館で9月15日まで開かれています。
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