23日(土)

北部
南部

24日(日)

北部
南部
  • ただいま放送中
  • 16:30
  • テレビショッピング
  • 次の番組
  • 16:59
  • 天気予報
奈良のニュース
奈良「飛鳥・藤原の宮都」 世界遺産登録に向け  「勝ち取れるためにさらに努力したい」
2025.08.22 19:17

 橿原市の亀田市長が22日、会見を開き、「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録に向けた市の取り組みについて、現状を説明しました。


 橿原市は、明日香村や桜井市とともに、藤原宮跡などを中心とした19の構成資産の世界文化遺産登録を目指していて、ユネスコの諮問機関・ICOMOSによる現地視察がまもなく行われる見通しです。


 世界遺産の登録には、構成資産の十分な保護措置が必要ですが、亀田市長は会見で、市内の藤原宮跡では、史跡の追加指定について地権者の100%の同意を得られるまであと一歩だとしました。その上で、資産の適切な保存・活用をうたった世界遺産条例を制定したことなどを挙げ、藤原宮跡の地下の遺構を守り、保護するという審査上の課題を、解消できたのではないかという見方を示しました。


亀田市長

「最後の大詰めの時期に差し掛かっています。小石にもつまずけない、登録に向けての本当に繊細な作業が進んでいるんだろうというふうに思いますけれども、我々も全力を挙げて、来年の今頃ですね、登録を勝ち取れるために、さらに努力していきたい。」