26日(日)

北部
南部

27日(月)

北部
南部
  • ただいま放送中
  • 07:30
  • THEフィッシング座布団連発!爆釣!東北ヒラメ釣り
  • 次の番組
  • 07:59
  • 天気予報
奈良のニュース
秋季特別展「民俗文化財を後世に」
2025.10.25 19:03
 修復された民俗文化財を紹介することで、後世に受け継ぐ意味を考える特別展が、奈良市の元興寺で開かれています。


 元興寺文化財研究所では、国宝や重要文化財を含む美術工芸品など、様々な資料の修復を、およそ半世紀にわたって行ってきました。

 特別展では、災害で被害を受けた資料と、紙で造られた仏像の2つのテーマで、民俗文化財を未来に伝える意味を考えます。


 1995年に発生した阪神・淡路大震災で兵庫県の西宮神社では、建物の崩壊で奉納された絵馬の半数以上が破損しました。ほとんどの部材が残っていたため、震災30年を機に修復されましたが、割れた板が震災の記憶を伝えています。


 元興寺が所蔵する紙で造られた地蔵菩薩立像。


 修復の過程で、構造などが分かったことで紙製の仏像の研究が進み、江戸時代に普及した庶民のための仏とされています。

 秋季特別展は、11月16日まで開かれています。