古都奈良の秋の伝統行事 「鹿の角きり」
2025.11.08 18:40
- 古都奈良の秋の伝統行事「鹿の角きり」が奈良市にあるシカの保護施設「鹿苑」で行われました。

- 「鹿の角きり」は、江戸時代から続く行事です。発情期を迎えたオスのシカは、気が荒くなるため、人やほかのシカに危害を与えないように、毎年この時期に角を切り落とします。
- シカの角による人身事故が増えたため、奈良公園での通常の角きりを優先させ2025年は、約1か月遅れの開催となりました。
- 法被姿の「勢子」と呼ばれる人たちが、連携してシカを追い込み角に縄をかけ、それでも逃げ回るシカの縄に飛びつき見事押さえ込みました。

- そして、神官役が立派な角をノコギリで切り落とすと、場内からは大きな拍手が上がりました。
- 初めて見に来たという家族連れは―
- 「シカを捕まえるのにあんなに時間がかかるって知らなかった」
- 「迫力があって凄かったです!」
- 「すごかった~」
