2025年上半期の交通事故 「横断歩道ない場所を渡る」事故が増加
2025.08.10 19:30
- 2025年上半期に発生した交通事故の件数は1252件で、歩行者が巻き込まれた事故では、横断歩道のない場所を渡っているときの事故が増加していることがわかりました。

- 県警のまとめによりますと、2025年上半期に発生した交通事故の件数は、2024年上半期と比べて80件増加した1252件でした。
- 亡くなったのは12人、重傷者は187人でした。
- 歩行者が絡む事故は59件発生していて、このうち横断歩道がない場所を渡っているときの事故は2024年より7ポイント増加した20件で、65歳以上の高齢者が70%を占めています。
- 高齢者は歩く速度がゆっくりで、より事故に遭う危険性が高いことから、県警では歩行者は必ず横断歩道を渡り、ドライバーは横断歩道が近くにあることを示す「ダイヤマーク」を見たら速度を落とすなど、交通ルールを守るよう呼びかけています。