橿原市 戸籍の附票の写しを誤交付
2025.07.11 20:05
- ストーカー行為などの被害者を守るため、住民票の写しなどの交付が制限されているにも関わらず、橿原市が誤って戸籍の附票の写しを交付していたことが分かりました。

- ストーカーやDV、児童虐待などの被害者支援のため、被害者が指定する相手に対して住民票の写しなどの交付を制限する制度があります。

- 橿原市によりますと6月23日、制限対象者側の弁護士から請求があり、市民窓口課の職員が戸籍の附票の写しを交付したということです。職員は一般的な弁護士からの請求と認識し、交付の制限について確認を怠ったといいます。
- 翌日、再チェックした際に気付き、市は支援措置対象者に謝罪を行ったとともに、警察に安全確保を依頼したといいます。現時点でトラブルは確認されていないということです。

- 市は「再発防止に努める」とし複数の担当職員と管理職が確認するようにチェック体制を強化するとしています。