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奈良のニュース
桜井市・大神神社 雅楽の稽古 新人神職も挑戦
2025.07.11 20:01

 桜井市にある大神神社では雅楽の稽古が行われています。



 大神神社では祭りなどで奉納する雅楽の技術を磨くため、毎年夏に講習会を開いています。12日までの講習会の期間中は今年神社に入った新人を含め全ての神職が、雅楽で使う管楽器の稽古に励みます。


 入社した神職は笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の3つの楽器から1つを選び、一人前になるまで練習を重ねるといいます。


 今年3月に神社に入った植松純希さんが選んだのは天の声を表すとされ、美しい和音を奏でる笙です。笙は竹を束ねたような形で金属のリードがついており息を吹いたり吸ったりすることで音がでます。

 笙に触れるのは初めてという植松さん。講師や先輩に教わりながら熱心に練習に取り組んでいました。


【3月に入社した植松純希さん】

「神様に向けて奉納する音楽なので自信を持って演奏できるのが目標です。」