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約300年の伝統と誇り 郷土芸能「曽爾の獅子舞」を奉納
2025.10.17 18:51
曽爾村の門僕(かどふさ)神社では、約300年続く郷土芸能「曽爾の獅子舞」が奉納されました。
山々に囲まれ、約1200人が暮らす曽爾村。10月12日、門僕神社の秋の例祭で奉納されたのは、県の無形民俗文化財に指定されている「曽爾の獅子舞」です。「曽爾の獅子舞」は五穀豊穣と村の安泰を祈る郷土芸能で、ルーツである伊勢大神楽を原点に近い形で継承しています。村内の3つの地区伊賀見、長野、今井に住む人たちが約300年にわたり受け継いできました。
村で獅子舞を披露するのは一年でこの日だけ。様々な踊りがありますが、祭りではその一部を披露します。
伊賀見が演じた「笹の舞」。獅子役の2人が息を合わせ荒々しく舞います。獅子頭を高く持ち上げ伸びあがる動きを見せると、会場から歓声があがります。
こちらは今井の代表的な演目「参神楽」。御幣と鈴を手にゆったりとした足並みで美しく舞います。
そして最後に披露されたのは長野の「獅子踊り」。
この演目では天狗のほかおかめ・ひょっとこ面を被った村人たちが登場します。天狗は眠り込んだ獅子を起こそうとし、周りの村人はその様子を真似します。華やかで滑稽味ある動きで時には観客も巻き込んで楽しく舞いました。
訪れた村の人はー
「毎年来させてもらっています。きょうは無事に天気で良かったです。みなさんのおかげです」
「夫が出ています。3つある奉舞会の色や良さみたいなのが特に際立っていたかなと思います」
―お父さんを見てどうでしたか?
「楽しかった」
曽爾村 郷土芸能を守る会・松井 進会長
「素晴らしい舞が披露できたと思います。江戸時代からずっと続いていることに昔の先輩も素晴らしいですし、これから若者たちが引き継いでくれると思いますので、曽爾村の自信を持てる祭りとしてやっていきたいと思います」
2025年は大阪・関西万博で披露され注目も集まった曽爾の獅子舞。一方で、衣装の修繕費などの資金が不足していることから、村ではクラウドファンディングを始めたといいます。守り伝えてきた獅子の美しい舞を次世代につなげるための活動が始まっています。
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