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奈良のニュース
帝塚山学園 落雷事故 調査委員会が第5回会議
2025.11.07 19:01

 奈良市の帝塚山学園のグラウンドで発生した落雷事故を受けて、再発防止策などを検討する調査委員会が、6日、5回目の会議を開きました。


 この事故は、2025年4月10日に帝塚山学園の第2グラウンドで発生し、部活動中の中学生と高校生あわせて6人が救急搬送されました。このうち、男子中学生1人がいまも意識不明のままです。


 再発防止策を検討する調査委員会は、当時の気象状況や雷の特性などの情報を基に、事故の分析や解明を進めています。6日の会議では、現場へ出動した消防の記録や報告内容が共有され、事故発生当時の詳しい状況を探りました。


調査委員会・馬場 智巌委員長

「AEDは、今後、台数をどうするのかとか、通電パッドの数はどのくらいが良いのか、どうあるべきなのかということの提言に生かせる内容だったかなと思います」


 委員会は、2026年1月にかけて現場に居合わせた学校関係者などの聞き取りを進め、2月末をめどに報告書を取りまとめることにしています。