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奈良のニュース
終戦から80年 県出身の戦没者偲ぶ追悼式
2025.08.15 20:24

 15日で終戦から80年です。奈良市の護国神社では、戦争で犠牲になった県出身者を偲ぶ追悼式が営まれました。


 追悼式は戦争で亡くなった県出身者、2万9245人を偲び、平和を願うため、毎年、終戦の日である8月15日に開かれています。15日は、戦争で家族を亡くした遺族や関係者ら、およそ200人が参列し、静かに黙祷を捧げました。


 尊い命が奪われた戦争が終わり80年。国内では戦後生まれがおよそ9割を占めるといい、遺族の高齢化から参列者も減っています。参列者は悲惨な戦争を二度と起こしてはならないという思いを胸に、平和への思いを新たにしていました。


【戦争で伯父を亡くした男性】

「自分の命を投げてまで、この日本を救ったということが、すごく胸を打たれました」

 戦争を知らない世代が増える中、戦争を風化させることなく次の世代に語り継ぐことが今、重要となっています。


【英霊にこたえる会奈良県本部・森岡正宏会長】

「(世の中の)戦争に対する思いというものが、本当にだんだんと薄れつつある。それがちょっと心配だなと思っているんです。戦争はもう二度としちゃいかん。もっと平和で、しかもいい国にしていこうという、気概を持った若者を育てていく。それが私たちの務めじゃないかなと思いますね」