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奈良のニュース
国宝の鎧の半数が集結! 春日大社「究極の国宝大鎧展」
2025.07.04 17:34

 平安時代後期から南北朝時代にかけて作られ上級武士が着用した「大鎧」を集めた展覧会が、5日から春日大社国宝殿で開かれます。


 大鎧は一族を率いるような上級武士が着用したもので、金工・漆工・染織などの工芸技術の粋を集めて製作されました。

 今回は、国宝に指定されている18点のうち、その半数である9点が集められています。大鎧の中でもこちらの2点は全体に豪華な飾りが施されており、「国宝大鎧の双璧」とも称されています。並べて展示されるのは初めてだといい、見比べながら鑑賞することができるということです。

 また、後南朝の自天王の遺品として川上村に伝わり、年1回の御朝拝式でしか見ることができない兜が、14日間限定で展示されます。

春日大社 花山院弘匡宮司

「二度とこれだけの鎧を、一堂に見ることはできませんので、武士の命がけの思いがこの鎧に携わっているというところを、感じていただけるのではないかと思っております」


「究極の国宝大鎧展」は9月7日まで開かれます。