大神神社 おいしい新酒を願う 醸造安全祈願祭「酒まつり」
2025.11.14 19:35
- おいしい新酒が造れるよう願う醸造安全祈願祭が、桜井市の大神神社で行われました。

- 「酒まつり」の名で知られる醸造安全祈願祭は、酒の醸造に関わる人たちの日々の業務の安全などを祈るものです。
- 酒造りの神・大物主大神をまつる大神神社では、本格的な新酒の醸造が始まるこの時期に、毎年、祈願祭を開いており、14日は、全国の酒造関係者らおよそ160人が参列しました。拝殿では宮司が祝詞を奏上し、4人の巫女が酒の入った土器を神前に供えた後、神楽を優雅に舞いました。
- 2025年は酒の主な原料となる米の価格が高騰しており、酒造りにも影響があるということです。
- 県酒造組合 北岡 篤会長
- 「米代が高くなっているので、一粒も無駄にできないですし、価格に転嫁するのに、それだけの値打ちのある酒を造らないといけないので、なかなかその辺が難しいかなと。飲んでいただく方ももちろんですけれど、造り手も含めて皆さんが楽しんでいいお酒を味わえる、そういうお酒を造っていきたいなと思います」
