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奈良のニュース
第107回全国高校野球選手権大会 1回戦 天理 夏の甲子園 初戦突破ならず
2025.08.07 18:51
 全国高校野球選手権大会は、6日の1回戦で奈良代表の天理が徳島代表の鳴門と対戦し、惜しくも敗れました。

 奈良大会を、多彩な投手陣と強力打線で3年ぶりに制した天理。徳島代表・鳴門のエースで打線の中軸・橋本をどう攻略するか。

 天理は1回、キーマンの1番・冨田。ライト前へ痛烈なヒットで出塁します。

 3塁・1塁となって3番の赤埴。狙っていたストレートをライトへはじき返し天理、自慢の上位打線で先制します。

 さらに5番・下坊の内野ゴロの間にランナーが返り、初回に2点を奪います。

 しかし天理は4回、ランナー1塁で鳴門の5番・エース橋本に。これで同点とされると、続く5回には、4番・稲山に勝ち越しのタイムリーを打たれます。

 さらに1点を失い、2点を追う天理は7回。1アウト3塁のチャンスで、打席には4番・永末。とにかくつなぐ気持ちで打席に入ったと、センターへの犠牲フライで1点差に詰め寄ります。

 天理は、6回途中からマウンドに上がった3番手の2年生・長尾が粘りのピッチング。ランナーを背負うものの追加点を与えません。

 1点差。守備から攻撃に繋ぎたい天理は9回、2アウトから2番・伊藤が執念でフォアボールを選び、打席には、ここまで2安打の3番・赤埴。

「絶対永末に回すっていう気持ちだけで、絶対に打つという意気込みだけで入りました」

 逆転のランナーが出て、4番・永末に望みを託します。そして―

 鳴門のエース・橋本を打ち崩せなかった天理。わずか1点差で敗れたものの、3年ぶりの夏の甲子園で粘り強く戦い、チームの成長を2026年へと繋げます。

天理 赤埴幸輝 主将 

「結果は負けてしまいましたけど、すごくやり切ったっていうのが一番あるかなと思います」

天理 永末峻也 主将

「最後の試合ってなってしまうと、悔しい気持ちです。甲子園で勝つことができなかったので、後輩に甲子園で勝ってもらうために(思いを)託したいです」