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川上村に伝わる門外不出の兜 自天王の遺品とされる兜 春日大社で公開中
2025.08.29 19:19
川上村で約600年守り伝えられ、南朝最後の天皇の末裔とされる自天王(じてんのう)が愛用したと伝わる「門外不出」の兜が今、春日大社の特別展で公開されています。
奈良市にある世界遺産・春日大社の国宝殿では、全国の神社や博物館が所蔵する貴重な鎧を集めた特別展が開かれています。
このなかで28日から期間限定で展示されているのは、川上村が所蔵する国の重要文化財「縹糸威筋兜(はなだいとおどしすじかぶと)」です。
これまで村から一度も出たことがないという「門外不出」の兜。室町時代前期の作とされ、明るい青色=縹色(はなだいろ)に染めた糸でつなぎ合わせた𩊱(しころ)や、まっすぐに立ち上がった鍬形(くわがた)が目を引きます。
保存状況が極めて良く、南朝最後の天皇・後亀山天皇のひ孫とされる自天王(じてんのう)が愛用していたと伝わっています。
この兜を一目見ようと、国宝殿にはいつも以上に来館者が訪れているといい、細かな装飾のほか、普段は見られない角度から鑑賞していました。
【訪れた人はー】
「これを見に来た。糸の色がすごく見事に残っていたのが良いなと、奈良で作られたものがこうやって残っているのがすばらしいなと改めて思いました。」
「よく見たらものすごくきれいで、日本の技術がきゅっと詰まっている。」
自天王は1392年に南北朝が合一した後、川上郷などで南朝の再興を目指した「後南朝」の皇子とされます。しかし、北朝の襲撃を受け、18歳で非業の死を遂げました。
川上などの郷士たちは殺された自天王の首を取り戻し、川上村の金剛寺に葬ったとされ、毎年2月5日には御所での朝賀の儀式を再現し自天王を供養する「御朝拝式(おちょうはいしき)」を、566年にわたり一度も欠かさず行ってきました。
通常、兜が公開されるのは御朝拝式の日のみで、川上村から出るのはこれが最初で最後だといいます。
28日は川上村朝拝式保存会の会長中平繁和さんも春日大社を訪れました。
【川上村朝拝式保存会・中平繁和さん】
「こんなに立派に保存されていたことに先祖の人たちに改めてお礼を言わなあかん。これからもこれを大事に守っていかなあかんなという思いはさらに強くなった。」
中平さんは、自天王を守れなかった戒めとして先祖が兜を守り継いできたとし、これを機に「御朝拝式」を知ってほしいと話します。
【川上村朝拝式保存会・中平繁和さん】
「川上村の歴史を伝えるためにも、今回の展示は非常に良い機会であったんじゃないか。少子高齢化で御朝拝式の保存も難しくなっていますけど、やっぱり途絶えることなく伝えていかなあかんなという思いを新たにしています。」
自天王を偲び、566年にわたり心を寄せてきた川上村の人たち。歴史の重みを感じるこの特別展は、9月7日まで開かれています。
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