ことし春の県知事選挙 維新公認 元生駒市長・山下真氏が立候補表明
2023.01.31 19:00
- ことし春の県知事選挙に元生駒市長の山下真さんが、日本維新の会の公認で立候補する意向を表明しました。
- 山下真さん「維新からの出馬を決断したのは、維新は奈良県政において一貫して荒井県政を批判し、それに対峙してきた。私と維新が力を合わせることによって、荒井県政を確実に転換できる。これまでの官僚出身者らによる県政ではなく、奈良県初の民間出身のリーダーになることで奈良県を発展させていけるのではないかと考え、出馬の決断をしました。」
- 山下真さんは山梨県出身の54歳。新聞記者を務めたあと弁護士となり、2006年の生駒市長選挙で初当選しました。3期目の途中の2015年には市長を辞職し県知事選挙に立候補しましたが、およそ5万6000票差で現職の荒井知事に敗れました。
- 山下さんは会見で、「大規模なハコモノ建設が進められている」と批判し、荒井県政からの転換を訴えました。また自身の政策が維新の方向性とほぼ一致していると話し、0歳児から2歳児までの保育料と高校授業料の無償化、徹底した行財政改革などに意欲を示しました。
- 3月23日告示、4月9日投開票の県知事選挙には元総務官僚の平木省さん(48)と現職の荒井正吾知事(78)が立候補を表明しているほか、共産党も独自候補の擁立を検討しています。