災害時の断水に備える 斑鳩町で応急給水訓練
2025.08.12 18:02
- 斑鳩町で災害発生時に住民に給水するまでの手順を確認する訓練が12日、行われました。

- 訓練は、町内で災害時に大規模な断水が発生したことを想定して行われました。斑鳩町では、2025年3月に町内では初めての災害用井戸を設置しました。井戸の水は、飲料水ではなく、洗濯やトイレの排水用として住民に給水される予定で、トイレに使用する場合は、容量500リットルのタンク2つで約120回流すことができるといいます。参加した職員は、マンホールの中に設置されている災害用井戸にホースを取り付ける方法や給水する手順などを確認していました。

- 斑鳩町 安全安心課・課長 曽谷 博一さん
- 「実際に(災害が)起こったらということで、今回は職員だけでしたけれども、(今後は)住民の方も交えて災害用井戸の情報というのも知っていただきたいと思っております。」
- 町では、今後もこうした訓練などを通じて、防災の取り組みを強化していくとしています。
