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奈良のニュース
この絵はどう見える? 対話で絵画鑑賞楽しむ授業
2025.06.12 19:04

 グループで美術作品について考え、意見を交わすことで、新たな発見につなげる「対話型鑑賞」の授業が、大和郡山市内の中学校で行われました。


 授業は、県立美術館が美術鑑賞の楽しみ方を伝えようと開いたもので12日は、郡山中学校の2年生35人と、進行役をつとめる大学生らが参加しました。

 絵画作品のポストカードを使った授業では、生徒らが異なる2枚の絵から、色や形などの共通点を探したほか、一人が1枚ずつにストーリーを付けてグループで物語を作っていきました。生徒は、視点の異なる考えを聞くことで、楽しみながら作品の新しい発見につなげていました。


参加した生徒は―

「すごくおもしろいなと思いました」

「絵に対する考え方って、人それぞれなんだなということを学びました」


県立美術館 学芸課長 山本雅美さん

「それぞれ自由な発想で、言葉を作って発表してくれたので、すごく想像力豊かだなと感じました。美術(絵画)を描くだけではなく、見る楽しさを学校の中で、授業の中で、もしくは美術館で学んでほしいなと思います」