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奈良のニュース
平城宮跡資料館 万博開催記念 「酒と都と須恵器と土師器」
2025.05.22 18:59

 奈良市にある平城宮跡資料館では、大阪・関西万博の開催を記念した、お酒にまつわる展示が行われています。


 「酒坏」という文字が墨で書かれた土器のかけらに、酒を保存するための大きな甕。これらはいずれも、平城宮や平城京の跡からみつかったものです。


 平城宮跡では、酒や酢の醸造をつかさどる役所「造酒司」の跡が見つかっており、奈良は国家的な酒造りの「はじまりの地」といわれています。

 会場には、発掘調査で見つかった、当時の酒に関する遺物が並ぶほか、1キロほど離れた遺構展示館では、酒米を蒸すのに使われたとされるかまどの一部が、展示されています。


 いにしえの酒の文化の一端にふれるこの展示は、6月15日まで開かれています。


 この展示がなぜ、万博の開催を記念したものかというと…

 5月29日に万博の会場で、古代の酒造りに関する奈良文化財研究所の、研究成果を紹介するトークイベントが行われる予定で、展示の内容がリンクしているんです。

 ※万博のイベントでは、復元された古代酒の試飲と、須恵器のおちょこが先着50人にプレゼントされるそうです。