11日(木)

北部
南部

12日(金)

北部
南部
  • ただいま放送中
  • 17:15
  • 片っ端から喫茶店実は、日本一喫茶店の多い都道府県でもある大阪。年齢も性別も職業も違う人々が巡るアンソロジー。東西南北片っ端から回っていきます。
  • 次の番組
  • 17:30
  • テレビショッピング
奈良のニュース
迅速な対応と復旧を 近鉄・消防・警察が脱線事故想定し訓練
2025.12.09 19:41

 事故や災害発生時に迅速な対応ができるよう、脱線事故を想定した訓練が、近鉄の西大寺車庫で行われました。


 12月9日は、近鉄職員や消防、警察から、およそ230人が参加しました。訓練は、運転士が土砂崩れを見つけ、急停止したものの土砂や倒木に乗り上げ、およそ100人が乗った列車が脱線したという想定で行われました。訓練では、車掌が、乗客に声をかけながら負傷者がいないかどうかを確認した後、車内の状況を運転士と共有しました。


「車内人員は100名で負傷者は4名。歩くことができないお客さまが2名で、前から2両目には車いすをご利用のお客さま。前から3両目には目の不自由なお客さまが乗車されています」


その後、職員や消防、警察が到着し救助活動が始まり、負傷者をストレッチャーに乗せて搬送するなど、避難誘導が行われました。また、復旧作業では、チェーンソーを使って倒木を撤去するなど、職員らは一つ一つの作業を丁寧に確認していました。

近畿日本鉄道株式会社 運輸課長・𠮷田 徹さん

「訓練することにより、想定外のリスクというものが、浮き彫りになってくるのかなと。実際に災害が起こった時に、どのような対応ができるかということを突き詰めて、会社として検討していきたいと思っています」