奈良市・史料保存館 企画展示「奈良奉行所のお仕事」
2025.10.22 17:42
- 江戸時代にあった奈良奉行所に関する史料から当時の暮らしを垣間見る企画展示がいま、奈良市史料保存館で行われています。

- 奈良奉行所は、現在の奈良女子大学の場所にあり、行政や裁判、警察などの役割を担っていました。
- この企画展示は、奉行所と奈良の人々をつなぐ役割を果たした人物「町代」の日記などを通して当時の人々の暮らしを知ってもらおうと行われています。
- 日記には、1667年に東大寺の二月堂が焼失した時の記録や、再建の入札に関する説明などが記されています。そのほか、仏像の盗難事件や飛火野で起こった殺人事件などの記録もあります。

- 史料保存館では、一見難しそうに見える古文書の中に、実は、現代と同じようなことが書かれているので、そこを楽しみながら当時の様子を知ってほしいとしています。
- この企画展示は、11月30日まで行われています。
