帝塚山学園 落雷事故 調査委員会が第2回会議
2025.09.19 18:41
- 奈良市の帝塚山学園のグラウンドで発生した落雷事故を受けて、再発防止策などを検討する調査委員会が、18日、2回目の会議を開きました。

- この事故は、2025年4月10日に帝塚山学園の第2グラウンドで発生し、部活動中の中学生と高校生6人が救急搬送されました。
- このうち、男子中学生1人がいまも意識不明のままです。

- 弁護士や医師、気象台の職員などによる調査委員会は、18日の会議で、雷発生の仕組みや関係者への聞き取りが議題となりました。委員会は今後、報告書の取りまとめに向けて、当時の状況を知る人への聞き取りなど、事実関係に迫る作業に入るとしています。
- 調査委員会 馬場智巌 委員長
- 「(落雷という)事案の性質上、客観的な記録が残りにくい状況ですので、ヒアリングというのが(解明への)主な手段になってくるのかなと思いますが、ヒアリングされる方の心身の安全・健康に配慮しながら進めていかなければいけないと考えています。」
