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奈良のニュース
夏のレジャーシーズン迎え 県広域消防組合 水難救助訓練を実施
2025.08.08 20:09

 夏のレジャーシーズンを迎え、奈良県広域消防組合は8日、大淀町の吉野川でドローンなどを使った合同の水難救助訓練を行いました。


 訓練には県広域消防組合の各消防署から隊員34人が参加し、吉野川で遊んでいた成人男性3人のボートが転覆したという想定で行われました。訓練でははじめにロープをつけた隊員らが対岸の岩につかまっていた男性に向かって泳ぎ、救助します。


そして残りの2人の行方はドローンを使って上空から捜索を開始します。


隊員は上流の岩につかまっていた2人目を発見・救助しましたが、残る3人目は発見できないまま日没を迎え、捜索を打ち切るとしました。8日の訓練では、実際の活動に近い流れが速い川での救助の手順や、捜索を打ち切ったあとも翌日の隊員に捜索内容を引き継ぐことなどを確認しました。


消防によりますと、2025年度に入って県内では8件の水難事故が発生しており、7人が死亡しているといいます。消防では川で遊ぶ際は十分に対策をとるよう呼びかけています。

県広域消防組合 消防本部 警防部 山本雅史さん

「川へ来るときは、その川の情報をまず調べて危険のない場所で遊ぶ。またライフジャケットの着用は必要だと思っております。」