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奈良のニュース
東大寺 発掘調査で裏付け かつての講堂は大仏殿に次ぐ規模
2025.11.19 19:07

 東大寺大仏殿の北側にかつて存在した講堂の発掘調査で基壇の規模などが判明し、奈良時代の創建当初、大仏殿に次ぐ規模だったとみられることが、裏付けられました。


 東大寺大仏殿の北側には、創建当初、僧侶の学びの場である講堂と、生活する僧坊が置かれたとされていて、1508年の3回目の火事で失われた後は再建されませんでした。

 発掘調査は、境内の整備事業に伴い、講堂の規模や構造などを明らかにしようと寺などが行ったものです。その結果、創建以後、動かされた跡のない礎石が見つかり、過去2回の火事で再建した時には創建時と同じ規模で建てられたことが分かりました。また、基壇の規模は多くの礎石などから、東西およそ61.4m南北およそ36mと推定され、基壇の南側では階段の盛り土が確認されました。階段は東西およそ54mの建物に対し、45mほどあったと見られていて、このことは、正倉院宝物の絵図からも読み取れるといいます。

 こうしたことから、寺などの調査団は「講堂は、大仏殿に次ぐ大きな建物という推定が裏付けられた」としています。

東大寺 境内史跡整備計画室 室長 南部 裕樹さん

「基壇外装は残念ながらほとんど残っておりませんでしたが、講堂の基壇の構造・規模を知る手がかりを、多く得ることができました。」


 東大寺では来年も調査を行う方針です。

 なお、現地説明会は11月22日に開かれる予定です。