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奈良のニュース
戦後80年 平和への祈り「奈良大文字送り火」
2025.08.18 18:54

 終戦から80年の節目の8月15日、「奈良大文字送り火」が行われ世界平和を祈りました。


 この行事は、戦争で亡くなったすべての人の慰霊のため1960年に始まり、今では世界平和を祈る行事として親しまれています。終戦から80年のことしは初めての試みとして神仏合同での慰霊祭が行われ、春日大社の神職と県内約30の寺の僧侶が宗教や宗派を超えて同じ祭壇で祈りを捧げました。


そして午後8時、春日大社境内の飛火野で松明に火が点されたのを合図に高円山の火床に火がともされ、夜空に「大」の文字が浮かび上がりました。「大」の文字には、宇宙という意味があり、煩悩を焼き尽くし清く汚れのない心を表すといいます。


訪れた人は、戦後80年の節目に送り火を眺め、平和への思いを新たにしていました。

訪れた人はー

「多くの人が同じ行事に心を寄せて観ているんだなとしみじみと感じることができました。」

「戦争とかで亡くなった人たちのことを思って今後も暮らしていきたいです。」