31日(金)

北部
南部

1日(土)

北部
南部
  • ただいま放送中
  • 02:00
  • TVショッピング
  • 次の番組
  • 02:30
  • テレビショッピング
奈良のニュース
ドローンでクマのパトロール 県が実証実験
2025.10.30 19:12

 県内でツキノワグマの目撃が急増する中、パトロールにドローンを活用する実証実験が29日、山添村で行われました。


 この実証実験は、これまでの人によるパトロールよりも、効率的かつ安全にクマを検知・監視する方法を確認しようと県が行ったものです。

 産業用ドローンが監視できる広さは、約20ヘクタールに及ぶといいます。


 ドローンは地形に沿って高度30メートルで飛行。従来のカメラに加えて、赤外線カメラでも撮影し体温によって白く写るクマを探します。

 実証実験には、2025年5月にツキノワグマの目撃情報があった山添村の関係者も参加し、モニターの画面を見守っていました。


県産業創造課 野田康彦課長

「カメラで見るかぎり動いているものや、温度の高いものに反応しておりますので、手段としては有効じゃないかと考えています。県民の役に立って、なおかつ企業の採算が取れるような、どういう取組みが出来るかを今後、検証していきたいと思っています」


 なお11月からは、ドローンで日用品や医薬品などを発送する実証実験も行われる予定です。