インフルエンザの感染拡大に備え 県医師会 感染対策徹底を呼びかけ
2025.10.16 18:42
- 県医師会は、16日の記者会見でインフルエンザの感染拡大に備え、対策の徹底を呼びかけました。

- 会見で、感染症の流行状況について説明した県医師会の安東範明会長は、新型コロナについては、国内では感染者の定点報告数が減少傾向にあるものの、県内では減り幅が緩やかだと指摘しました。
- また、奈良県でも流行期に入ったインフルエンザについては「体感的には1カ月以上早い」とし、A型のウイルスに感染した人が多いようだと説明しました。そのうえで、感染対策の徹底を呼び掛けました。
- 県医師会 安東範明会長
- 「10月からもうすでにインフルエンザの予防接種が開始されております。ですので、接種できる方は早期に、ぜひ積極的に接種の検討をお願いします」

- また、安東会長は全国で約7割の病院が赤字とされるなか、奈良2区選出の衆議院議員で自民党の高市早苗総裁が「補正予算も使い、支援できる形を検討してもらいたい」と述べていることに期待感を示しました。