當麻寺中之坊 日本画家 村上裕二の障壁画が完成
2025.11.12 18:07
- ゴジラやウルトラマンなどをモチーフに描いた、日本画で知られる村上裕二さんにより、葛城市の當麻寺中之坊で進められていた障壁画の制作が、このほど完成し、報道陣に公開されました。

- この障壁画は、日本画家として活躍する村上裕二さんが、當麻寺創建の際に役行者が龍神を呼び寄せた伝承をモチーフに描いたもので、このほど33面が完成しました。
- 三輪山と二上山の間に、長さ約11メートルの巨大な龍が泳ぐ様子が墨絵で表されており、寺ゆかりの弘法大師も描かれています。
- また、轟音がカタカナを使って斬新なタッチで書かれるなど、大迫力の作品となっています。
- 當麻寺中之坊貫主 松村實昭さん
- 「今回は、ごう音をカタカナで表現するというような斬新な技法を取り入れていて、その辺が非常に興味深いところではないかと思います。」

- この障壁画は、11月16日から30日まで、當麻寺中之坊の龍游殿で公開されます。