特別展「石上神宮と御剣」
2025.05.16 18:41
- 天理市にある石上神宮でゆかりの刀剣などを展示する特別展が開かれています。

- 刀身から左右に3本ずつ枝のように刃が出る不思議な形。神宮に伝わる国宝「七支刀」を現代の刀工が復元したものです。

- 古墳時代の作とされる「七支刀」は、古代の朝鮮半島の国家・百済から献上されたと考えられており、復元品では製作当時の姿をうかがうことができます。「小狐丸」と呼ばれる太刀は鎌倉時代の作で長さがおよそ80cmあり稲荷明神の使いの狐の助け得て鍛えられたという言い伝えが残っています。このほか、神宮の境内で神聖な「禁足地」から出土した剣などを展示する特別展「石上神宮と御剣」は今月20日まで開かれています。