
【第6回】 2021年8月14日(土) 18:05~18:15
- #6 光明皇后と風呂の物語

- 日本の福祉の始まりは光明皇后によるものと言われます。
その一つとされるのが境内の一角にある「浴室(からふろ)」で、今の建屋は江戸時代に再建されたものですが、
奈良時代でも同じような造りだったようです。
今回は普段見ることが出来ない浴室の内部を拝見させていただきました。
この人々の支えとなった「からふろ」には、光明皇后の伝説が語り継がれています。
また、光明皇后の偉業はこれだけではなく、貧しい病人に薬を与え疫病の治療をした施設の「施薬院」や、貧窮者・病者・孤児などの救済施設の「悲田院」を創設し、福祉に尽力したのです。